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お知らせ

トークショー『「らしい」を超えて「自分らしさ」へ』を開催しました。

多角的アプローチ

2026年7月13日 イベントレポート

 2026年7月5日(日)上智大学2号館にてトークショー『「らしい」を超えて「自分らしさ」へ』を開催しました。セント・フォース所属のフリーアナウンサー、直川貴博様と日本テレビ放送網株式会社 報道局・総合ニュースセンタープロデューサー、白川大介様をゲストにお迎えし、「自分らしさ」とは何か、多様性と向き合うこと、そしてメディアに携わる立場から考える社会との関わりについて、お二人の経験を交えながらお話しいただきました。当日は学内外からお申し込みいただき、多くの人が参加しました。 

 イベント前半では、お二人から幼少期や学生時代、就職活動を通じて「自分らしさ」とどのように向き合ってきたのか、それぞれのターニングポイントを交えながらお話しいただきました。 直川様の『言わない選択をする人を称えたい』という言葉には、「『言わない選択をする人』もまた、多様性の一部である」という思いが込められており、学校や職場など身近な環境においても、自らの考えや背景についてあえて語らない選択をしている人がいるかもしれないという想像力を持つことの重要性について、参加者に深い気づきを与える内容となりました。  

 トークショー後半では、メディア業界で活躍されている立場から、当事者として発信することの責任や意義についても触れられました 。メディアは多くの人に情報を届ける力を持つ一方で、誰かを無意識のうちに傷つけたり、固定観念を強めたりする可能性もあります。そのため、「誰を想像して言葉を選ぶのか」という視点を持つことの大切さや、多様な背景を持つ人々が存在することを前提に情報を発信していく重要性について、メディア業界での経験を踏まえてお話しいただきました。
直川さんと白川さんが壇上で対談される様子

 

 

 

花束を持つ直川さんと白川さん本イベントでは、匿名で質問を投稿できるサービスを活用し、参加者との双方向のコミュニケーションを行いました。会場からは多くの質問が寄せられ、参加者も自分自身の価値観や日常を見つめ直すきっかけとなる時間となりました。白川様の「自分らしさを認めてもらう必要はない」という言葉からは、自分らしさは他者や組織が決めるものではなく、自らの内側に存在するものであるという気づきを参加者が得るきっかけになりました。 

 今回のトークショーを通じて、「自分らしさ」とは誰かに決められるもの、認めてもらうものではなく、一人ひとりが自分自身で選び、育んでいくものであること、そして多様性とは「見えている人」だけでなく、「見えていない人」「言わない選択をしている人」を含めて尊重する姿勢であることを改めて考える機会となりました。 

 参加者からは、「実体験についてのお話を聞けてエールをもらった」「自分たちや次世代のすべての人が生きやすい社会づくりに貢献したい」などの感想が寄せられました。ぜひ、このトークショーが起点となり、一人でも多くの人が「自分らしく」いられる社会への第一歩となることに期待しています。 

直川さんと白川さん、ダイサス職員、学生職員の集合写真