上智大学 Sophia University × Diversity & Sustainability

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LGBTQ+

上智大学は、学生・教職員の1人ひとりが自分らしく存在でき、
すべての構成員にとって本学が自分の大切な居場所となるよう、
性的指向、性自認・性表現などの性の多様性について理解し尊重するための
啓発活動と環境整備に取り組みます。

お知らせ

2024.11.13 イベント告知
Sophia Diversity Week 2024 ダイバーシティ・ウィーク
2024.11.07 イベント告知
ダイバーシティ・ウィーク2024にヘラルボニーがやって来る!

LGBTQ+とは

Lesbian

レズビアン

女性として
女性が好きな人

Gay

ゲイ

男性として
男性が好きな人

Bisexual

バイセクシャル

異性を好きになる
こともあれば
同性を好きになる
こともある人

Transgender

トランスジェンダー

生まれたときに
割り当てられた性と
自分が認識している
性が違う人

Questioning

クエスチョニング/
クィア

自分の性のあり方が
わからない人、
性のあり方について
特定の枠に属さない人

+ Plus

プラス

上記に当てはまらない
多様な性

SOGI(ソジ)とは

性的指向(Sexual Orientation)と
性自認(Gender Identity)の
頭文字をとった言葉で、
一人ひとりの持つ属性を表します。

Ally(アライ)とは

アライの声

アライ(Allly)は、英語で「味方」を意味する単語で、
LGBTQ +に代表されるマイノリティの人たちに
寄り添いたいと考え、支援する人を表します。

成育歴や属性、社会的立場などの違いから、私たちが見ている大学の景色は多かれ少なかれ異なるはずです。あなただから気づけることがあります。友人や同僚、後続の人たちのためにも声を上げ、連帯し、様々な立場の当事者とアライでより良い学内環境を一緒に作っていきましょう。

(教員)

性的指向や性自認にかかわらず、誰もが本来の自分のままで安心して生きられるように。安心が一人ひとりの笑顔と活力になって、幸福感と充足感に満ちあふれた社会になるように。アライの一人としてそんな願いを持っています。

(職員)

ひとくちにLGBTQ(IA)+と言っても、個々人が抱える問題はひとそれぞれに特殊事情があって異なるものです。だから、皆がお互いを理解し合って仲良くなれるなんて思っていません。それでも、きっとあなたを理解してくれる人たちがいます。一緒にこの大学をより心地好い場所にしましょう。

(教員)

性はスペクトラムだと思っています。それは多様であるという意味でもあるし、ひとりのひとにとっても常に変わりゆく、変わる可能性があるものだという意味です。私にとってアライであるというのは、けっして他人事ではなくて、私も当事者である、または当事者になりうる存在であるという認識を持つことを意味しています。講義を通じて、書くことを通じて、そのようなことを伝え、みなさんと共有できればと思っています!

(教員)

LGBTQ+をめぐる上智大学の環境は、いまはまだ万全とは言えないかもしれません。でも、教職員のなかにも少なからぬアライがいます。過ごしやすいキャンパスが作れるよう、学部や部署の垣根を越えて協力して取り組んでいきます。

(職員)

大学で「自分は受け入れられている」と感じられること。それを目指して日々活動しています。キャンパス内での「あれ(自分だけ)?」を一つでもなくし「自分らしくいられる」を一つでも増やしたい。学生センターにもAllyはいますよ~!

(職員)

イベント・研修

不定期にLGBTQ+に関する研修や意識啓発イベントを開催しています。

また、ダイバーシティ・サステナビリティ推進室では、毎年11月25日の「女性に対する暴力撤廃デー」から12月10日の「世界人権デー」(含む「12月3日障害者デー」)までの期間を「ダイバーシティ・ウィーク」と定め、学生と教職員が協働してさまざまなイベントを行っています。

  • イベント・研修
  • イベント・研修
  • イベント・研修
  • イベント・研修

性の多様性に対する配慮・対応について

1.利用可能な手続き/サポート

氏名の変更・通称名の使用
性別に違和感をもつ学生の学籍上の氏名の変更について相談することができます。
手続きを経て変更した場合、大学が発行する証明書にはこの学籍上の氏名が記載されます。学外において、証明書との整合性について説明を求められた場合はご自身でご説明いただくこととなりますが、大学からは、大学での氏名の取扱いに関する説明文書を発行することが可能です。

窓口:学事センター学籍担当

性別の変更
学籍上の性別は、戸籍上の性別と同じものになります。戸籍上の性別が変更になった場合には、その旨を証明できる書類を添付して申請してください。

窓口:学事センター学籍担当

大学が発行する以下証明書には性別の記載はありません。
(発行部署は<>内に表記)
  • 在学証明書、成績証明書、卒業・修了見込証明書、卒業・修了証明書<学事センター>
  • 学生証<学事センター>
  • 学割証<学生センター>
  • 健康診断証明書<ウェルネスセンター>
授業
教員が使用する受講者の名簿には、授業運営上必要と判断される場合のみ、性別を記載しています。
例:体育の授業の更衣場所、ゼミ合宿等での宿泊施設での部屋割り、名前の呼ばれ方など。
健康診断
集団での健診ではなく、個別受診などが可能です。
個別受診を希望される場合には、ウェルネスセンター健康支援にご相談ください。

窓口:ウェルネスセンター健康支援

留学
交換留学、各種研修等の大学が提供するプログラムへの参加にあたって、不安や質問がある場合は、お気軽にお問い合わせください。

窓口:グローバル教育センター

2.施設について

学内のトイレ

上智大学四谷キャンパス内各所に設置されている「みんなのトイレ」はどなたでもご利用いただけるトイレです。
「みんなのトイレ」設置場所はアクセシビリティマップにてご確認ください。

2号館4階にもオールジェンダーの利用を想定した新しいトイレがオープンする予定です。

アクセシビリティマップ

学内のトイレ
更衣室

授業で使用する更衣室は、男女別となっています。
課外活動等、授業以外で使用できる更衣室は、以下3か所にあります。

  • 体育館B1階柔剣道場(男性のみ)
  • 体育館1階(女性のみ)
  • ホフマン・ホール・トレーニングセンター(男女別)

現在のところ、性別によらない更衣室や個室更衣室、シャワー室はありません。
着替え台のある「みんなのトイレ」をご利用ください。

着替え台のある「みんなのトイレ」:2号館1階、3号館B1階~5階、4号館6階、6号館2階~6階、17階

上智大学には3つの直営寮があります。

上智大学直営寮

  • 枝川寮(男性のみ)
  • 祖師谷国際交流会館(男女ともに居住可能)
  • アルぺ国際学生寮(男女ともに居住可能)

祖師谷国際交流会館とアルぺ国際学生寮につきましては、建物内で男性と女性との居住エリアを分ける運用をしております。

窓口:学生センター寮担当

なお、直営寮以外にも、協力会社等が運営している上智大学専用寮、推薦寮、学生マンション等があり、食事付き/食事なし、キッチン・浴室付き/浴場・キッチン等共有等の多様な物件を紹介することが可能です(満室等の理由によりご希望に沿えない可能性もあります)。

上智大学学生寮/その他の住まい

3.性別情報収集の必要性に関する取り組み

上智大学は、多様性を尊重する環境整備の一環として、学内における性別情報収集の必要性の見直しを行っております。
今後、この基本方針に基づき、全学的な検証を経て、不要と判断されるものについては「性別欄」の削除を順次進めてまいります。

学生の性別情報の収集・利用に関する基本的な考え方
  • 上智大学は、性別情報は個人の尊厳、価値観、生き方に関わるものであるという認識に立ち、性別情報の必要度を十分に検討のうえ、合理的な理由がある場合に限って収集・利用します。
  • 入学手続時に収集する個人情報に性別情報が含まれますが、「個人情報の取扱い」(プライバシーポリシー)に則り、厳正に管理し、定められた目的の遂行に携わる教職員以外が利用することはありません。
  • 教員用の履修登録者名簿は授業運営上必要な場合のみ性別を記載しますが、大学が発行する各種証明書(成績証明書、卒業証明書、健康診断証明書など)に性別情報を記載することはありません。
  • 入学後に、事務部署、学部・研究科等が個別に性別情報を収集することは、下に事例を挙げたとおり、合理的な理由があり、やむを得ない場合を除いて行いません。
  • 合理的な理由により収集する場合も、性別の確認がセクシュアルマイノリティの当事者に精神的な苦痛を与える可能性があることを理解し、下記原則のとおり、回答の選択肢、任意性に留意します。
  • 収集・利用の必要性に関する検証を継続的に行い、方針の見直しを行っていきます。
入学後に、性別情報を収集する場合の原則(法令等に基づき、本学で変更ができない場合を除く)
  • 選択肢は「男性/Male」「女性/Female」「男性・女性どちらにも当てはまらない/Non-binary」「無回答/not reveal」からの選択とする。
  • 研究上の収集で、事情がある場合は別表現、あるいは自由記述も可とする。
  • 可能な場合は性別情報の回答を任意とする。
性別情報の収集・利用を行う合理的理由があると考えられる事例
  • 官公庁等、外部機関の定めた書式・項目における性別情報の収集・利用
  • 男女の区分けを要する施設設備利用、競技等における性別情報の収集・利用
  • 医療上、必要がある性別情報の収集・利用
  • ジェンダー差別解消への施策実施を目的とした男女比の確認のための情報の収集・利用
  • 学問的研究、社会調査、統計作成における性別情報の収集・利用

在学生に向けて

大学生活における悩みや様々な問題について、「なんでも相談窓口」にて相談を受け付けています。
相談内容により、問題解決へ向けてのアドバイスや、学内外の適切な相談施設等のご紹介をします。
何かお困りの時や、どこで相談したらいいのか分からない時は、お気軽にお問い合わせください。
詳細はWeb Piloti「学生相談の総合案内」をご覧ください。